ヘキサホール・きぬ

  「ヘキサホール・きぬ(葬斎場)」の概要

 近年、地域社会の形態・生活様式が一変し、これまで地域社会の中で執り行われてきた冠婚葬祭の行事も、もはや一般的でありえなくなり、新しい都市施設である総合葬斎場整備が渇望されていたところです。
 こうした状況を受け下妻市、八千代町、千代川村(現:下妻市と合併)の3市町村の共同により、旧施設敷地及びその東側買収地の約2万平方メートルの土地を利用し、平成6年10月に新施設建設工事に着手し、平成8年4月から火葬業務を開始、同年10月より葬儀を含めすべての業務を開始いたしました。その後、平成13年4月に石下町(現:常総市)が加入し現在に至っています。
 この施設は、火葬はもちろん、お通夜から告別の儀までを総合的に執り行う機能を有しており、機械装置は最新技術を導入し無煙・無臭化はもとより、周辺地域の環境保全に配慮し、更に利用する人にやすらぎを与えられるよう、公園斎場としてのイメージづくりに重点を置いたものです。
 また、平成18年7月から、斎場の遺族控室を通夜後の仮眠室にも利用出来るよう、改修致しました。
名称については、葬斎場のイメ-ジを連想させないようにするため「ヘキサホール・きぬ」としました。これは、施設がエントランスホ-ルをはじめ、柱や照明などの意匠を六角形としており、六角形はギリシャ語でhexa(ヘキサ)ということから名付けられました。

施設概要

 
 □建設概要
名  称   ヘキサホール・きぬ
所在地   茨城県下妻市下栗250番地
敷地面積   20,390.21㎡
建築面積    2,274.49㎡
着  工   平成6年10月
竣  工   平成8年 4月
建物構造   鉄筋コンクリート、一部鉄骨造
施設内容    
  火葬棟火葬炉4基、汚物炉1基、電気集塵機2基、炉前ホール、告別ホール、告別室2室、
収骨ホール、収骨室2室、安置室1室、エントランスホール
  待合棟待合室4室(和室約40人)、ラウンジ、事務室
  斎場棟斎場ホール2室(108人固定席・72人固定席)、ロビー、遺族控室(仮眠室)2室、寺院関係者控室2室
 
総事業費   2,105,823千円
   
設計施工
設計管理株式会社岡設計
建築工事佐田・高塚特定建設工事共同企業体
炉設備工事株式会社宮本工業所
外溝設備工事有限会社クシタ建設
 

施設平面図

施設平面図