クリーンパーク・きぬ

  「クリーンパーク・きぬ(最終処分場)」の概要 

  クリーンパーク・きぬは、中間処理施設「クリーンポート・きぬ」から排出される焼却残渣、破砕不燃物の埋立をする一般廃棄物最終処分場として、下妻市、八千代町、石下町(現:常総市)、千代川村(現:下妻市と合併)の4市町村の連携により平成9年から2ヵ年事業として建設着工し、平成11年3月完成、同年4月から供用を開始しました。
  当施設の埋立処分場は、地盤沈下防止のためにサンドコンパクションパイル工法や地盤改良材で基礎を強固にし、5層構造のシート等で浸出水の漏水を完全に防ぐようにしています。浸出水処理施設は、平成29年度から新処理施設の稼働をし、生物処理・凝集沈殿処理などを行い、消毒処理をして放流しています。このように、生活環境への保全を第一に考えられています。
  また、芝生、植栽等により適度な緑地を配置すると共に、整備された公園施設は、地域住民に開放されており、バンガロー、バーベキュー広場などもあることから、住民の方々の新たなコミュニティの場として活用されています。

施設概要

○建設概要
名  称   クリーンパーク・きぬ
所在地   茨城県結城郡八千代町大字大渡戸390番地
敷地面積    86,676㎡
埋立面積    18,600㎡
埋立容量   113,000㎥
埋立期間   平成11年4月1日から平成38年3月31日(27年)
処分場形式  管理型処分場
埋立方法   サンドイッチセル工法
埋立物   焼却残渣、破砕不燃物
浸出水処理設備
  計画処理水量70㎥/日
  処理方式生物処理+凝集沈殿処理+砂ろ過処理+活性炭吸着処理+消毒処理
着  工   平成 9年10月 7日
竣  工   平成11年 3月15日
本体工事費3,528,086千円
工事請負業者大成建設株式会社
設計施工監理日本技術開発株式会社(現:株式会社エイト日本技術開発)
【新処理施設】 
着  工平成27年 7月17日
竣  工平成29年 3月17日
工事費701,892千円
工事請負業者共和化工株式会社関東支店
設計施工監理株式会社エイト日本技術開発
○主要施設
周辺環境整備(公園)
工事請負業者西松建設株式会社
着  工平成10年7月15日
竣  工平成11年3月15日
敷地面積13,159㎡
公園工事費191,205千円
主要施設バンガロー施設   3棟
バーベキュー施設  3ヶ所
多目的広場

施設配置図

施設配置図