クリーンポート・きぬ

施設内紹介    (画像をクリックすると拡大します)

■ごみ焼却施設
ごみ焼却施設フロー
●ごみ計量機  
image 収集車や一般の搬入車は、ここでコンピュータにより計量し、記録します。

●焼却プラットホーム
image 可燃ごみを、ごみ投入扉から「ごみピット」に投入するところです。
出入り口にエアカーテンを装備。

●切断機
image 可燃性の粗大ごみ(畳・タンス・木材など)はここで細かく切断され、ごみピットに入ります。

●ごみピット(一時貯留槽)・ごみクレーン
image 投入された可燃ごみが一時貯留され、ごみクレーンで攪拌(かくはん)した後、焼却炉内に投入されます。
ごみクレーンは、一度に1.6トンのごみをつかむことができます。

●焼却炉
image ストーカ炉。燃焼温度は800℃~950℃で安定した焼却を行います。
100t/24hの燃焼能力×2炉

●ガス冷却装置
image ごみを燃やしたときに発生する燃焼排ガスは高温なので、ここで水を噴射し、温度を下げます。

●有害ガス除去装置
image 排ガス中に含まれている塩化水素を消石灰を噴霧することにより、効率よく反応させ除去します。

●集じん器(バグフィルタ)
image 排ガス中に含まれる「ばいじん」を、この中にある432本の「ろ布」に吸着させることにより、微細なものまで除去します。

●磁選機
image 焼却灰の磁性物(鉄等)を吸着させ、分別します。
不燃物は2段階の「ふるい」により分別します。

●焼却灰・ダスト固化装置
image 集じん器で捕集されたダスト(飛灰)は薬品と合わせてセメントで固化。
焼却灰はセメントで固化されます。
 上段:バイブロミキサー

 下段:二軸パドル式混練成形機

●灰ピット
image 固化した焼却灰やダストは灰ピットに貯留され、運搬車により下妻地方広域事務組合最終処分場「クリーンパーク・きぬ」に運ばれます。

●中央制御室
image 自動燃焼装置やクレーンの遠隔操作をはじめとする各種の情報や優れた機器を駆使して、安全で確実な運転をしています。
24時間運転のため、作業員は2交代制。



■粗大ごみ処理施設
粗大ごみ処理施設
●粗大プラットホーム  
不燃ごみ、粗大ごみは、ここで危険物除去などの前処理作業を経て、「不燃ごみピット」に一時貯留されます。
そしてクレーンで「破砕機」への供給コンベアへ運ばれます。
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●受入・供給コンベア
不燃ごみピットからの空き缶や、プラットホームで一時貯留された粗大ごみは、このコンベアで「破砕機」へと運ばれます。 image

●回転式破砕機
横軸縦回転型。不燃性粗大ごみ(家電製品、自転車、トタン等)や空き缶(スチール、アルミ)を回転する16のハンマーによって細かく砕きます。
内部はボイラからの蒸気によって酸素濃度が下げられ、爆発しにくい構造になっています。
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●磁力選別機
磁力と永久磁石を利用して、破砕ごみの中から鉄粉を回収します。
No.1、No.2と2回通すことにより非常に高い確率で回収します。
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●破砕物用選別機(トロンメル)
鉄分が回収された後の破砕ごみを不燃物、アルミ、可燃物に分類します。
内部は「ふるい」のようになっていて、その大きさによって分類されます。
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●アルミ選別機
磁力選別機を通ったごみ(鉄類を除いたごみ)から磁力を利用してアルミ分を分別します。 image

●圧縮機
回収された鉄、アルミはここで圧縮成形され保管庫に保管されます。
その後リサイクル工場に運ばれ、再利用されます。
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●バグフィルタ
各機器からの粉塵を集め、きれいな空気に変えます。 image

●中央操作室
粗大ごみ処理施設全体の機器の運転状況を示す計器類が集められ、集中管理と遠隔操作が行われます。
右手のガラス部分はクレーン操作卓です。
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